訪問いただきありがとうございます。カオルです。
今回は、今年8月に行った雲海のレポートです。
雲海といえば少し薄暗く幻想的な写真が撮れることが多いのですが、今回は鮮やかな写真が撮れました。
場 所 : 奈良県 野迫川村 【高野辻休憩所】
深夜4時あたりから、車で山を上がり始めました。
まだまだ薄暗い道は、とても静かで不気味でしたが、どこか幻想的で和を感じる。
窓を開けると、新鮮な深い緑の香りがして、冷たいけど、心が洗い流されるような風が入ってくる。その、ひんやり刺す空気が心地いい。
※道は暗くて細く、結構くねくねしているので、安全運転、車酔い注意です。
5時くらいに、到着した時の写真です。少し早すぎました。
まだ全体的に薄暗く、遠くの方で日が登り始めている感じでした。
この時は、ほとんど雲がありません。
だんだんと空が青くなって、ゆっくりと雲が覆い始めたのと同時に、日が登り始めました。
白い竜が山間を這って、こちらに向かってくるように見えませんか!?
とても幻想的な風景でした。
※このスポットは虫がかなり多いので、服装やその他、虫除け対策してから行く事をおススメします。
思考を停止させる
私にとって自然の中で写真を撮ることは、自分を癒すことと同じです。
日頃生きている中で、息抜きせずに生活を続けていると、心が濁って重くなることがあります。
私の場合は、人と関わる中でストレスが生まれ、一人でいたとしても、自分という対象にストレスを感じてしまい自己嫌悪に陥ります。
理想と現実の差、他人と自分を比べて意気消沈、未来への謎の不安。
理由はわかりませんが、常に考えることをやめられなくなります。
そんな時、自然の中でぼーっとしていると、頭がリセットされて、心が軽くなります。
シャッターを押す度に、マイナスな思考や記憶が溶けていく感覚。
思考を停止させる、放棄する。すこしだけでも息抜きする時間や場所は、とても大切だと思います。
「山」「竜」「雲」が入った四字熟語
四字熟語の勉強にハマっているので、雲海のイメージと合ったものを5つご紹介します。
山紫水明 (さんしすいめい)
自然の景色が美しいこと。日の光で山は紫に見え、川は澄み切って見えることから、自然の美しさを表す。
竜飛鳳舞 (りゅうひほうぶ)
壮大である意味。竜が飛び、鳳凰が舞うように壮大であることから。また、筆勢・書体が生き生きとしている様子などを意味する。
神話に登場する竜と鳳凰は、縁起が良くてかっこいいですよね。「飛」「舞」も優雅でしなやかなイメージがあります。
雲蒸龍変 (うんじょうりゅうへん)
英雄が豪傑が現れ、活躍することの例え。
雲がわき、竜に変わって天に勢いよく駆け昇ると言う意から。
雲心月性 (うんしんげっせい)
名誉や利益にこだわらない、穏やかな気質の人。浮かぶ雲や、月のように清らかで澄んだ心、性質を持っていること。
風光明媚 (ふうこうめいび)
自然の景色が美しく、眺めが良いこと。
↑山、竜、雲入ってませんでした。すみません。
ー いつか、水墨画と習字にも挑戦してみたいです。