こんにちは、かおるです。今回は華流ドラマの感想レビューです。本の感想と違ってドラマになると、情緒が不安定になることをご了承ください。
今回は、現代編『一生一世 (FOREVER AND EVER)』について書きます!ではいきます!
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中国全土が涙した作品『周生如故』の続編『一生一世』、悲劇的なラストを迎えた前作から続く今回の作品。主演は引き続き、任嘉伦(アレン・レン)と白鹿(バイ・ルー)が演じてます。現世が舞台の本作ですが、登場人物の設定があまりに華やか( 御曹司の化学教授 × 上海に家持ってる売れっ子声優 )で、正直ちょっと引きましたけども、2人の関係を見守る隊としては、今回ばかりはドンとこい!でした。
作品
タイトル : 一生一世 (FOREVER AND EVER)
原 作 : 一生一世,美人骨 (作家:墨宝非宝)
主 演 : アレン・レン(任嘉人(レン ジャー ルン))/ バイ・ルー(白鹿)
配 信 : iQIYI (爱奇艺) 全30話
現代編『一生一世』と、古代編『周生如故』の2作が実写ドラマ化されています。
※人名にフリガナを打っておりますが、私の耳感覚ですのでご了承ください。
※ネタバレになる可能性があるので、何も知りたくない方は注意ください。
あらすじ・キャスト
業界トップの声優である时宜(シューイー)/白鹿(バイルー)は、仕事先からの帰りに広州の空港で、帰国したばかりの化学教授の周生辰(ジョウシェンチェン)/任嘉伦(レンジャールン)と出会う。
配音を担当していた作品に登場する"小南辰王 周生辰"と同じ名であることを知った时宜は、思わず追いかけ声をかける。2人は半年間Mailで交流をしていたが、西安での再会をきっかけに、距離が縮まり関係を深めていく。
旧家 周家の長男であり、複雑な立場にいる周生辰は、家業を立て直し継ぐために結婚をしなければならなかった。そして出会って間もない时宜にプロポーズをする。
一部の家族からの嫌がらせを意に介さず、时宜との関係を順調に深めていく周生辰だが、同時に一族内に不穏な影がさし、ついには争いに巻き込まれてしまう。
前世から続く二人の想いは、今世で結ばれるのか。輪廻転生の感動ラブストーリー。
感想
第一話から号泣でした!笑 悲嘆の号泣ではなく、歓喜、感激の号泣でした。悲劇的なラストを迎えた前編『周生如故』の周生辰(ジョウシェンチェン) と时宜(シューイー)の2人は、ついに現世で運命的な再会を果たします。輪廻転生最高!この2人には、この次もその次の来世もその次のさらに次も再会してほしい!
今回は、俳優本人の声でしたね!中国のドラマは、プロの声優さんが声を当てている作品も多いです。今回 时宜が演じた職業です。日本では見ないですよね。前作の周生辰に声を当てていたのは"边江"さん。めっちゃええ声です。低くて落ち着いたセクシーボイス。
バライティ番組でも活躍している白鹿(バイルー)さんは、綺麗でクールな雰囲気のある女優さんですが、実は結構なゲラで、笑って撮影が止まってしまうこともしばしば。知的で面白い、明朗快活な女性。ラブコメに多く出演されているイメージがありますが、『周生如故』『一生一世』を通して、どこか憂を帯びた、落ち着いた女性の役を見事に演じ切っていました。何度 彼女の涙につられて泣いたか・・・数えきれん。
ここが見どころ
真面目で優しい堅物男子の周生辰
时宜(シューイー)は周生辰(ジョウシェンチェン)と距離を縮めたいと考えいる一方、鈍感で真面目な彼はなかなかその気持ちを察知できず、彼女の期待と打って変わって、見当違いな反応を見せます。2人のやり取り、ラブコメ要素が見どころです。
时宜の方からグイグイと推してリードするのですが、その度に周生辰があたふたするところが尊い、うん。堅物かと思いきや、天然爆発で突然距離0まで近づいてきたり。尊きかな。
とくに 17話の『我准备好了(準備できてるよ)』は最高。このシーンは実際に、时宜演じる白鹿も撮影現場で爆笑していましたね。笑
前世の縁
前世の二人を再現するようなシーンが要所に盛り込まれていて、前作との繋がりが演出されています!輪廻転生、物語の壮大さを感じます。撮影は『一生一世』を先に撮ったらしいです。
「我能看到你的过去( あなたの過去が見えました)」时宜
「你相信前世今生吗 ( 前世を信じますか?)」
中国は歴史も長く、神話、伝説、八卦、色々ありますよね。好物です。
占いを信じている人も多いように思います。←私個人の意見です。
私は信じるタイプです。夢がありますよね。もしかしたらこの人とは、前世でも友達だったのかな?とか思っちゃったりします。笑 とにかく!前作の『周生如故』を先に見ることをおすすめさせていただきたいです!笑
映像・演出
今回の舞台は西安と上海が舞台。西安は歴史的建造物が多く、秦の始皇帝の陵墓のために造られた”兵馬俑”や、道教の聖地”華山”、三蔵法師ゆかりのお寺”大慈恩寺(大雁塔)”が有名です。私が今読んでいる円城塔先生の『文字渦』川端康成文学賞受賞作品の舞台でもありますね、うん。←全く関係ない
时宜と周生辰の初デートは”青龍寺”。美しい建物と桜、景色。この地が舞台なのは、物語に関係してたりすると思います!
前世の再現については先ほども述べましたが、2人の想いが重なる○話の映像演出には心震えました。作中の雨天日にハズレなしです!笑 相変わらず、顔ではなく髪を触ってしまう周生辰!!!
音楽・OST
♪ 续写 / 单依纯
私的名シーンで結構流れます!
♪ 定格 / 颜人中
♪ 心动 / 白鹿
时宜役の白鹿が歌っています。可愛い。
♪ 无虞 / 李紫婷&井胧
♪ 何去何从 / 陆虎
♪ 给你给我 / 毛不易 有名歌手
YouTubeでも聴けると思うので、興味のある方はぜひ。
前作の感想も書いているのでよろしければ、こちらもお願いいたします。
『一生一世,美人骨』は、私が一番好きな作品です。前作を見た後に見ることをおすすめします!日常会話を学べるので、中国語の勉強にもなります!